10月の祭事・行事
鞍馬の火祭

月日 10月22日(月) 場所 由岐神社 TEL 075-741-1670

◆由緒
大地震や平将門の乱(天慶の乱)など天変地異により天下は騒然としています。天慶3年9月9日(西暦940年)当時の朱雀天皇の詔により天下泰平と万民幸福を祈念され、御所にお奉りの由岐大明神を御所の北方の鎮めとして御遷宮された。道々に大篝を焚き鴨川に生えている葦で造った松明を持ち神道具を先頭に文武百官供奉し、その行列の長さ十町に及ぶ盛大な一大儀式の御遷宮でした。その様子のあまりの素晴らしさに、鞍馬の住人が感激し此の儀式と由岐大神明の霊験を後世に伝え守ってきたのが火祭りの起源です。
◆行事の場所
鞍馬寺山門下にて、御神輿を22日の朝に御安置の上始まります。
鞍馬の町の各家(氏子)の玄関先に大篝を焚き又各仲間の宿より山門前へ諸礼を行いつつ進みます。御神輿は山門前より鞍馬温泉へ巡行し温泉広場にて体形を整え引き続き御旅所まで氏子中を巡行。
◆火祭りのありさま
午後6時【神事振れ】を合図に『神事にまいらしゃれ』鞍馬の各家(氏子)の玄関先に積み重ねられた大篝(エジ)が一斉に点火され、幼少年が小松明をかついで練り歩き次第に燃えさかる大松明をかついだ青年達がこれに加わり『サイレイ、サイリョウ』と繰り返し囃しながら各仲間に宿出発を打ち合わせ伝令し、午後8時頃菊、桐、蝶、葵、鳳、百足、寺、の鉾や鎧を着た武者が仲間の宿から出てきますと山門前には大小の松明をかついだ若者が集合してひきめきあい一大壮観を呈します。
やがて合図の太鼓と共に青葉の精進竹に張った【注連縄切りの儀】が行われ大松明は山門前石段へ殺到して、やがて一ケ所に焼き捨てられます。
御神輿前では、神幸祭の儀があり八所大神明の御神輿、由岐大神明と続いて参道を下ります。各御神輿の後に鎧武者が乗り、御神輿の背後には綱がつけられ坂や石段から急に降りないように町の乙女達が綱を引きますが女性が参加することもこの祭の異色の一つです。
山門の石段では二人の青年が御神輿の担い棒の先に逆さ大の字の形となって下ります。これが【チョペンの儀】であります。
石段を下った所で御神輿は台車に乗せられ、氏子中を巡行されてやがて御旅所にもどった所で御神輿は再び担がれ御安置され神事の後、お神楽が奉納されて、この間大松明の神楽松明4本が境内地を3回廻り祭りは終了します。これらの諸式が終わる頃は午後12時過ぎになります。
◆大篝と松明
全町火で包まれる文字通りの火の祭典であります。
その火は、大松明、中松明、小松明、手松明、神楽松明、大篝、エジに分けられます。松明の数は大小500本以上になります。重量も4キロから100キロと様々です。
◆クライマックス
山門前石段の所へ大松明が集合し、御神輿が巡行する8時30分より9時30分頃になります。
◆注意
午後3時より車は交通規制により貴船口〜鞍馬温泉間通行止となります。
鞍馬の町が狭い為に警備上入場制限も考えられますので御注意下さい。鞍馬の火祭は夜間火を扱う行事で場所が狭く、非常に混雑し危険です。火傷、怪我等のないよう充分ご注意の上、ご参観下さい。


交通

●京都南I.C.〜鞍馬駅まで 約1時間30分
●京都東I.C.〜鞍馬駅まで 約1時間
●京阪三条駅〜鞍馬駅まで 約1時間
●京都駅〜(タクシー)〜鞍馬駅まで 約50分

◎鞍馬駅〜由岐神社 徒歩約10分

由岐神社


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