11月の祭事・行事

曲水の宴

月日 11月3日 場所 城南宮
平安の庭 遣水のほとり
TEL 075-623-0846

●ご祈祷受付 9時〜16時
●神苑拝観  9時〜16時30分(入苑は16時まで)
 大人/400円・小人/300円・団体(30名以上)大人/350円
●駐車場   200台、大型バス可(無料)
 
羽觴(うしょう)…
唐の李白の詩文に“羽觴を飛ばして月に酔う”とあって、盃の交歓風景を偲ばせる。羽は鳥の羽根、觴は盃の意味。羽根を重ね、その上に盃をのせて流したように考えられる。曲水の宴の古い絵には、盃をそのまま流したもの、四角の板の上にのせていたり様々である。
当宮曲水の宴の羽觴は京都御所に伝わるもので、素朴ななかに洗練された味わいがある。桧材に彩 色。
「曲水の宴」の由来

春の禊(みそぎ)…
春暖の陽気は人々の心をはずませるが、一方、疫病のはやりをもたらすものであって、中国であれ、日本であれ、純朴な古代の民衆は、野山や川原に出、水を浴(あ)み身を清め、無病息災を祈る信仰が続いていたのである。此の春のみそぎは、奈良・平安時代に、大宮人の春の雅遊となって曲水の宴に発展し、平安時代、貴族の姫の雛(ひいな)かざりとかさなって、3月3日の桃の節句(雛まつり)へと進展したのである。

三月上巳の日…
日本書紀、顕宗天皇元年(485)「三月上巳(やよいはじめのみのひ)(2日)後苑(みその)に幸(いでま)して曲水(めぐりみず)の宴(とよのあかり)きこしめす」と、又、「公卿大夫(まえのきみたち)・臣(おみ)・連(むらじ)・国造(くにのみやつこ)を集へて宴(とよのあかり)を為す」とあり、宮中儀式にとりあげられ、やがて公卿文人の遊び、後には大名・町民の曲水の宴としてそれぞれに楽しみ遊ばれて来たのである。

城南離宮の雅遊…
平安王朝源氏物語絵巻にみるような前栽を流れる遣水(やりみず)に著き、歌の道の上手、公達(きんだち)女房(にょうぼう)達の催す曲水の宴こそ風流と云えるでしょう。城南離宮は、光源氏の邸宅、六条院の四季の庭を理想として築かれた模様であり、ここで屡々歌会が催されたのである。

蘭亭曲水(らんていきょくすい)…
東晋の右将軍であった王羲之(おうぎし)が主催した西暦353年3月3日、蘭亭に於ける流觴曲水(りゅうしょうきょくすい)があってこそ、曲水の宴を今日に伝え、尚一層興味深く、一層高尚な雅遊にしていると云える。書聖王羲之のその蘭亭序の名文とは、「永和9年歳(ほし)は発丑(きちゅう)に在り。暮春(ぼしゅん)の初め会稽山陰の蘭亭に会す。禊事(けいじ)を修するなり。群賢畢(ぐんけんことごと)く至り、少長咸(みな)集る。此の地、崇山峻嶺(すうざんしゅんれい)、茂林脩竹あり、又清流激湍ありて、左右に暎帯す。引いて以って流觴(りゅうしょう)の曲水となし、其の次に列坐す。糸竹管弦の盛んなる無しと雖<いえど>も、一觴一詠、亦以って幽情を暢叙<のべつい>ずるに足る。是の日や、天朗<あきら>かに気清み……」

 
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城南宮
〒612-8459 京都市伏見区鳥羽離宮町7
tel.075-623-0846

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