8月の祭事・行事
千灯供養

月日 8月23〜24日 場所 化野念仏寺 TEL 075-861-2221
075-881-2022

 境内にまつる八千体を数える石仏・石塔は往古あだし野一帯に葬られた人々のお墓です。
 何百年という歳月を経て無縁仏と化し、あだし野の山野に散乱埋没していた石仏を明治中期、地元の人々の協力を得て集め、釈尊宝塔説法を聴く人々になぞらえ配列案祀しています。
 この無縁仏の霊にローソクをお供えする千灯供養は、地蔵盆の夕刻よりおこなわれ、光と闇と石仏が織りなす光景は浄土具現の感があり、多くの参詣があります。
 石仏や石塔が、肩をよせ合う姿は空也上人の地蔵和讃に
  これはこの世の事ならず死出の山路のすそのなるさいの河原の物語…
  みどり児が河原の石をとりあつめこれにて廻向の塔をつむ
   一重つんでは父の為二重つんでは母の為…

 とあるように、嬰児が一つ二つと石を積み上げた河原の有様を想わせる事からさいの河原といい、あだし野は「化野」と記します。「あだし」とは、はかない、むなしいとの意で、又「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往生する願いなどを意図しています。
この地は古来より葬送の地で、初めは風葬でしたが、後生土葬となり人々が石仏を奉り、永遠の別 離を悲しんだ所です。
 竹林と多聞塀を背景に、芦屋根の」小さなお堂は、この世の光はもとより母親の顔すら見る事もなく露と消えた「みず子」の霊を供養する、みず子地蔵尊で、毎月お地蔵様の縁日には、本堂にみず子地蔵尊画像をおまつりしています。
 子供の無事生長、安産を祈り、又心ならずもみず子を葬った人々のお参りがあります。

 寺伝によれば、化野の地にお寺が建立されたのは、約千百年前、弘法大師が、五智山如来寺を開創され、野ざらしとなっていた遺骸を埋葬したと伝えられる。その後、法然上人の常念仏道場となり、現在、華西山東漸院念仏寺と称し浄土宗に属する。
 本尊阿弥陀仏座像は湛慶の作、参道の釈迦・彌陀二尊の石仏と共に鎌倉彫刻の秀作とされている。現在の本堂・庫裡は、正徳2年(1712)11月、岡山より来た寂道和尚によって中興されたものである。
▲本尊 阿弥陀仏座像 
千灯供養の予約方法
●予約は必ず官製往復はがきを使用。
●どちらか希望日(8月23日か24日)・参詣の人数・代表者の住所・氏名・電話番号を明記。
●定数満了になりしだい終了します。
 
交通のご案内
■京都駅から
京都バス/72号系統「嵐山・清滝」行き→四条烏丸→四条大宮→鳥居本下車(約40分)
■三条京阪から
京都バス/62号系統「嵐山・清滝」行き→三条河原町→二条駅→千本丸太町→鳥居本下車(約40分)
□バス停「鳥居本」より 徒歩約5分

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